1-01 大統領と側近たち(PILOT)
先週届いたコレクターズボックスを見始めました。
うーん、初回ということもあって登場人物のキャラがまだ固まっていない、というのが第一印象かな。自分が TWWを見始めたのはセカンドシーズンからで当然キャラは固まった状態から見ているため、余計にそう思うのかもしれないですけど。特にレオが大統領のことを「彼」と連呼するのは違和感ありあり。今は普通に「大統領」で「彼」なんてめったに言わないし。あとは適当に箇条書きで書くとすると、
- マンディーって誰?オープニングにも出てくるので主要キャストなんだろうけど、セカンドシーズンにはまったく出てこなかったよ。1stシーズン限りで降板なの?BMWのオープンカーで派手に登場した割りには、あまり人気がでなかったのかな。
- サムの秘書も誰?って感じ。中国系アメリカ人といった感じではじめて見る人だった。藤山直美っぽい、とか思ってしまった。
- サムもホワイトハウスの歴史を尋ねられて、いくら知らないからって「ホワイトハウスは何年か前に建てられて〜」はないでしょ。知ってる人呼んでくればいいのに。
- ジョシュの失言を謝罪するためにわざわざトビーがセッティングした打ち合わせで、トビーが相手の侮辱に逆切れして収拾がつかなくなるところはうけた。CJは「盛り上がっています」とか言っているし、ジョシュにいたっては「僕が一番冷静だったね」だし。元はと言えば誰のせいだっつーの。
- そんな中、大統領が初登場。松葉杖姿だけど相手をびしっとやりこめるあたりはさすが。自転車でこけたという舞台設定はブッシュへのあてつけかなにかですかね、やっぱり。
PILOTというタイトルの通り、大統領をはじめとする登場人物を紹介し、TWWの世界観を案内する、という役割に値するいいエピソードでした。
No comments知らない間に TWW4の放映が決まっていた
知らない間に TWW4の放映が決まってた。このシリーズ限りでアーロン・ソーキンとサムが降板するらしいので、放映が楽しみな反面、もう以前のようなクオリティーが楽しめなくなるかと思うとちょっと残念だったりもする。まあそんなことより来週はいよいよファーストシーズンの DVDが発売になるので、そっちのほうが楽しみなんだけど。
その他の秋から始まる海外ドラマシリーズでは「デスパレートな妻たち」(Desperate Housewives)が面白いともっぱらの評判なので、こっちもあわせて見てみるつもり。タイトルの和訳はもうちょっとなんとかならなかったのかと。
No comments3-21 平和の陰に(POSSE COMITATUS)
今回でサードシーズン終了。最終回だけあって素晴らしい出来でした。シャリーフ暗殺に対するバートレットの葛藤と、正当化を主張するレオとのやりとりは重厚感たっぷりで、やはりこの 2人のプロットは最高だな、と改めて再認識。サムも久々に切れまくっていて、インタビューに対応するトビーとの 2ショットも決まっていました。ラストの台詞なしに音楽だけでストーリを展開させるあたりもさすが。台詞で状況を説明させない、という演出は個人的に大好き。第2シーズンでランディンハムさんの死を大統領に伝えるレオを窓ガラスごしに捉えるシーンがあったけど、あれも大好き。海外ドラマお決まりの、中途半端なところでストーリーが終了して次シーズンに引っ張る、ということもなかったし十分満足できるエピソードでしたよ、あることを除けば。
…なんでサイモン死なせますか。
安易に人殺すプロットは自分は一番嫌いなのに!!!。ランディンハムさんの死も納得してないし、グリーン先生、ミリセントおばあちゃん、ルーシー、カーラの死も全然理解できない訳ですよ。というかこれはERだけど。
しかも必然性のある死ならまだしもその辺のチンピラに撃たれるのはひどすぎ。シークレットサービスにふさわしい死に方ならまだ納得できるのだが。大統領をかばって死ぬとか、子供を事故から守ろうとして死ぬとか。
正直このプロットがエピソード全体の出来を著しく貶めているとさえ感じます。TWWだけはこんなことしてほしくないと思っていたのに。悲しい。
以下その他の出来事をつらつらと。
- フィダラーって誰ですか。そんなに秘書として有能なんですか。大統領も覚えてないようだったけど。
- エイミー解雇をよい機会にして、ジョシュとのプロットはこれで終わりにしよう。