Reach for the stars

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Archive for the '1st season' Category

1-08 四面楚歌(ENEMIES)

サムかっこいいな。こんなにかっこよく描いてもらえてるのは、あとはセカンドシーズンの感謝祭の回くらいじゃないかな(確か恩赦のエピソードがこの回じゃなかったっけ。(追記)違った。思い出した。チーズの日の話だから感謝祭とは別のエピソードだった)。たかがバースデーカード、じゃなくてバースデーメッセージ、さらにバートレットとレオにはめられていることがわかった後でも自分が納得するまでとことんやる。マロリーから「パパそっくり」と言われて「その言葉、すごく嬉しい」と感情を率直に表現するのもいい。

  • ホインズの登場シーンは、いつもどうでもいいような支持者に対してどうでもいいような小話をしている気がするんですが気のせいですかそうですか。
  • マンディの扱いが難しそう。言っていることは正論なんだけどトビーやジョシュにいまいち相手にしてもらっていない。コンサルタントという立場上、どうしても部外者的扱いをされてしまうのはしょうがないかもしれないが、ちょっとかわいそうだなあ。
  • トビーの話うわの空っぷりが最高。「聞いてます〜?」のイントネーションは吹き替え版のほうがよくできてる!
  • サムの背後でプレッシャーをかけるマロリーとトビーもいい!特にトビーのシーンでサムのアップから急にカメラが引くところなんかうまい。トビーも全然自分は関係ないのにいつのまにかのめり込んでしまっているし。この 2人はほんと仲のいい兄弟みたいだ。

まあこんな感じ。全体的には国立公園ねたでうまくまとめてはいるものの、付帯条項を認めないためだけに、それだけの価値があるかどうかわからない土地を国立公園に指定するアイデアはいまいち共感できなかったので、評価もいまひとつ。

今週から第 4シーズンがいよいよ始まるなあ。結局全然ファーストシーズンの DVDは見終わらなかった。異なるシーズンを平行してみると話がわからなくなる、というか集中できなくなるので DVDはひとまずお休み。前に ERでやって懲りた。

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1-07 晩餐会(THE STATE DINNER)

「大統領の娘」と連続で見たせいか、あまり印象に残らずにさらっと終わってしまった気がする。もちろんところどころで笑えるシーンはあるのだけど、全体を通してまとまりに欠けているというかなんというか。やっぱり 2本続けてみるのはよくないな。どうしても 2本目を雑に見てしまう。もったいないことをした。

* ドラマの中とは言え、インドネシアをボロクソにけなしているんですが大丈夫なんでしょうか。
* アビー初登場。このころから胸を強調したスタイルを既に確立していたとは。ファーストレディーとなった今、これ以上誰に何をアピールしようというのか。上昇志向のかたまりみたいな人です。
* アビーから独身なの、と紹介されて笑ってごまかすしかない C.J.面白い。
* C.J.がバーメイルが何のことかわからないと知ると、キャロルに調べさせると先読みして C.J.が呼んでるよとキャロルに伝えるダニー。親切というか嫌みというか。
* トビーの敵意むき出しのスピーチ原稿を大人の表現でさらっと書き直してしまうサム凄い。サムのノートパソコンが PowerBook G3なのも時代を感じさせます。
* ドナの通訳探しは傑作でした。ジョシュの社交辞令でまた伝言ゲームが始まってしまうところなんかはなかなか芸が細かくていい。個人的には、ジョシュに怒られたドナが「ごめんなさい」といってジョシュの蝶ネクタイをちょこっと直す仕草がかわいくてヒットしました。

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1-06 大統領の娘(MR. WILLIS OF OHIO)

世の中、せっかく非常に優れた能力を持っているのにそれを正しい方向に使うことをせず、それどころか逆方向に全力疾走してしまう人も決して少なくはない。

ホワイトハウスの世界も例外ではなく、ジョシュ、サム、トビー、C.J.とそれぞれ素晴らしい頭脳を持ちながら、もちろんそれを自らの信念のため、そして大統領のために正しく使うこともあるけれど、残念ながら単なる政治の駆け引きにその優れた才能を費やすことも多々ある。そして彼らもそのことをある程度の必要悪として容認している節も見受けられる。

ウィリス氏は違った。

彼は優秀ではない。きっと大学も出ていないのだろう。そうそうたる有名大学を卒業しているホワイトハウスのスタッフとは比較にもならない。だが彼は自分の信念を貫き通す確固たる意思を持っている。自分の無知を素直に認め、相手の意見に耳を傾け、それが正しいと思えば、自分のパラダイムとは関係なくその考えを取り入れることができる。

ウィリス氏の反応も最高です。あっさり意見を覆すのを見て驚くトビーに対し、「何驚いてるの。君の意見は論理的だし、そもそも正しいんだから賛成するのは当然でしょ」と、これまた男前な反応。

今回のエピソードはバートレットが情緒不安定で怒鳴り散らしたり、ゾーイが不良に絡まれたりで、はっきりいって今ひとつなんですが、彼の存在が救いになっています。いや、本当にいい人だ。

あ、でも C.J.とサムのやりとりは面白かったな。せっせとサムにおせじをいう C.J.がとてもかわいい。マロリーとジョシュは親しそうに話してたなあ。どうも初対面じゃなさそうだ。となると、サムがマロリーのこと知らなかった、というのはちょっと無理があるんじゃないかって気がするけど。

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